マタイによる福音書15:10〜20
マタイによる福音書15:10〜20
15:10 それから、イエスは群衆を呼び寄せて言われた。「聞いて悟りなさい。 15:11 口に入るものは人を汚さず、口から出て来るものが人を汚すのである。」 15:12 そのとき、弟子たちが近寄って来て、「ファリサイ派の人々がお言葉を聞いて、つまずいたのをご存じですか」と言った。 15:13 イエスはお答えになった。「わたしの天の父がお植えにならなかった木は、すべて抜き取られてしまう。 15:14 そのままにしておきなさい。彼らは盲人の道案内をする盲人だ。盲人が盲人の道案内をすれば、二人とも穴に落ちてしまう。」
15:15 するとペトロが、「そのたとえを説明してください」と言った 15:16 イエスは言われた。「あなたがたも、まだ悟らないのか。 15:17 すべて口に入るものは、腹を通って外に出されることが分からないのか。 15:18 しかし、口から出て来るものは、心から出て来るので、これこそ人を汚す。
15:19 悪意、殺意、姦淫、みだらな行い、盗み、偽証、悪口などは、心から出て来るからである。 15:20 これが人を汚す。しかし、手を洗わずに食事をしても、そのことは人を汚すものではない。」
マタイによる福音書15:10−20
マタイによる福音書15:10−20
2:43 すべての人に恐れが生じた。使徒たちによって多くの不思議な業としるしが行われていたのである。 2:44 信者たちは皆一つになって、すべての物を共有にし、 2:45 財産や持ち物を売り、おのおのの必要に応じて、皆がそれを分け合った。 2:46 そして、毎日ひたすら心を一つにして神殿に参り、家ごとに集まってパンを裂き、喜びと真心をもって一緒に食事をし、 2:47 神を賛美していたので、民衆全体から好意を寄せられた。こうして、主は救われる人々を日々仲間に加え一つにされたのである。
3:1 ペトロとヨハネが、午後三時の祈りの時に神殿に上って行った。
3:2 すると、生まれながら足の不自由な男が運ばれて来た。神殿の境内に入る人に施しを乞うため、毎日「美しい門」という神殿の門のそばに置いてもらっていたのである。 3:3 彼はペトロとヨハネが境内に入ろうとするのを見て、施しを乞うた。 3:4 ペトロはヨハネと一緒に彼をじっと見て、「わたしたちを見なさい」と言った。 3:5 その男が、何かもらえると思って二人を見つめていると、 3:6 ペトロは言った。「わたしには金や銀はないが、持っているものをあげよう。ナザレの人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい。」
3:7 そして、右手を取って彼を立ち上がらせた。すると、たちまち、その男は足やくるぶしがしっかりして、 3:8 躍り上がって立ち、歩きだした。そして、歩き回ったり躍ったりして神を賛美し、二人と一緒に境内に入って行った。 3:9 民衆は皆、彼が歩き回り、神を賛美しているのを見た。 3:10 彼らは、それが神殿の「美しい門」のそばに座って施しを乞うていた者だと気づき、その身に起こったことに我を忘れるほど驚いた。
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